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『SHIENと将棋』(第13回) -「個性ある駒に学ぶ視点」

作成者 admin 最終変更日時 2010年09月30日 17時36分

支援が多く叫ばれるようになっている。

厳しい社会になってきたと感じ、今までの方法では足りないと感じる人が多いということだろう。

たとえば、特別支援学校と言う。

その時、どのように支援を考えるのか。

雇用において、障害のある人を支援するという考えもある。

そういう時、支援概念の基礎にあるものは何だろう。

今日は、「支援」ということばのイメージを考えたい。


私は、人を見るとき、将棋をイメージする。

人間、完全な人なんていない。

いろんな個性がある。いいところもあれば、悪いところもある。

それぞれに長所短所があるのだ。

人間いいところがあると思うのだ。

そういうことを、私は将棋のイメージではっきり認識している。

ところが、一般に、障害があるとか、コミュニケーションが下手、ということがあると、

そのマイナス面に目が行きがちだ。

多くの支援は、人のマイナスを見つめているように思う。

ところが、メーカーで働く障害のある女性は、平均よりも多くの仕事を遂行できるという。

飽きずに、ひたすらに、その仕事を成し遂げ、高い成果を挙げているというのだ。

障害があっても、人より優れているところもあるだろう。

いいところを見つけ出す。

いいところを育てる。

それは、その人自身が気づかなかったものかもしれない。

人それぞれに、素晴らしい力を持っていると思う。

すべての人は、誰かのために、役立とうとする力があるのではないか。

「人は活躍しようとしている!」

私は、そう思うのだ。

人のいいところを見つけ、活躍できるように、いっしょにつくりあげる。

さらに広く、深く考えると、これは人に限ることではない。

作業工程にも、今までマイナスだと思っていたことに、意外とプラスの面があるかもしれない。

このように考えると、もっと応用が利く考え方だと思う。

以上のようなことを、私は個性ある駒に教わっている。

教育計画研究所 重松孝

※そろそろ次回か、次々回には、将棋の局面をお見せしながら、お話を進めたいと思います。駒の動かし方を知っていないと面白くないので、覚えておいていただきたいと思います。

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☆こんなシゲちゃんです。
祝・ソフトバンクホークス パリーグ制覇!!  「今年はやらんといかんばい!!」を合言葉にペナントレースの頂点に立ったホークス。
やりました。勝つって、やっぱり大事だと思う。