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『SHIENと将棋』(第14回) -「いま、ここ、わたし」

作成者 admin 最終変更日時 2010年10月12日 08時18分

将棋を指すことで、どんなよいことがあるのか?

もし、そう問われたら、私は、まず、考える力がつくことだと答える。

この考える力こそ、私は人間として生きる上でもっとも大きな力だと思う。

考える力とは何か?

私は、考える型を身につけること(形式)と

実際に考える内容を豊かにすること(実質)と

考える体力(持続)と考える。

これらのことは、支援SHIENでも、もちろん大事であると思う。

考える力がないと教えられたことだけに頼ってしまう。

教えられたことにも、まだまだ改善できる余地はあるはずだ。

たとえば、お客様からクレームが来たときには、お客様の痛みがわかる共鳴力はもちろんのこと、

なるほどそういうこともあるのかという気づきが大切であろう。

そのクレームに対する気づきから、よりよいものが生まれてくる。

何気ない子どもの一言に気づくことで、新しい商品が生まれるかもしれない。

そのためには、考える力が必要だろう。

形式、実質、持続面での考える力の充実が大切だと思うのである。

教えてもらうのでは、そういう力は生まれないのではないか。

自らが、その現場に立つこと、経験すること、そういう現場性、当事者意識が非常に重要である。

「いま、ここ、わたし」が大切だと思うのである。

支援SHIENと将棋の話しを、私は、いま、ずっとしてきているわけだが、ふんふんそうか、となんとなく納得するだけでなく、

実際に自分がやってみることが、自分の能力をさらに高めるだろう。

また、自分の現場の問題を考えるときに、具体的問題に、将棋の考え方を活用してみることで、その有効度が高いことをきっと実感するだろう。

まずは、実際に将棋をやってほしいと思う。

そして、考える力(形式、実質、持続面)をつけてほしい。

次回くらいには、いよいよ実際の将棋の問題を考えていきたいと思う。

そのためには、将棋の駒の動き方などを理解していることが前提となるので、ぜひ、駒の動き方は覚えておいて欲しい。


※駒の動き方を知らない人は、拙著「ほんとうは教えたくない将棋の力」(重松孝著・よか出版、購入方法:全国の紀伊國屋書店で注文できます。日本将棋連盟関西本部販売部でネット販売あります。)に簡単な覚え方を書きました。この新しい覚え方は、いろんな場面に使える大切なことが詰まっている画期的な覚え方だと思っています。

教育計画研究所    重松孝

こんなシゲちゃんです。
現在、次の本の出版を考えて構想中です。今までにひらめいたメモや文章を読み直したりしています。いっぱい出したい本はあるのですが、資金力がなく、つらいところです。
子どもに小学校で教えて欲しいといわれた方が、私の本を読み、活用されています。
その方にお電話で、「いい本ですね」「次の本も書いてください」と言われました。そのことばに、書く元気や勇気が湧いてきました。人はつながって生きていますね。