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『SHIENと将棋』(第4回)-将棋の中の人間的関係性

作成者 admin 最終変更日時 2010年03月02日 17時02分

SHIENと将棋 (第4回) 「将棋の中の人間的関係性」

 

 将棋の中には、人間的関係性があります。

 将棋は、「社会の縮図」、「人生の縮図」ではないかとさえ思います。

 まず1番目に、指す人、つまりプレーヤーに注目しましょう。まず、「自分」について考えざるをえません。自分が指す。「負けました」と負けたほうは、自分の負けを宣言しなければなりません。「勝敗在己」ということでもあります。目標達成するには、考えるとは何か、勝つためのメンタルのあり方、などいろんなことを考えさせられます。

 2番目に、自陣の駒に注目してみましょう。自陣の駒には、歩兵、香車、桂馬、銀将、金将、玉将、飛車、角行、という8種類のこまがあります。歩が9枚、香、桂、銀、金、が各2枚、飛車と角が、1枚ずつ、玉将が1枚、合計20枚の駒が、自陣のメンバー。これらの駒が、勝つという目標に向かって協力し合うのです。そこには、組織があります。この組織が勝つためにどうすればいいのか、強くなるにはどうしたらいいのか、そういうことを考えると、私たちが所属する現実の組織を強くするヒントが見えてきます。

 3番目に、相手との関係性があります。1対1の関係で、コミュニケーションの基礎といえるでしょう。将棋は、相手に勝つことを求めて行動していますが、相手をお客様のように喜んでもらいたい関係だと想定することも可能です。喜んで欲しい人に、どのような話や提案が響くのか、そういうことを考える上でも、将棋は使えるのです。

 このように考えてきたとき、自然に人間的関係を考える手段を獲得したと思いませんか? たった、将棋一つで、このように考えられる。そして、将棋は、偶然性等が少ないため、いろんなものに応用可能な純度の高いものだということができるでしょう。

このように、将棋の中には、大切な複数の人間的関係性があり、物事を考える手段として、 大いに役立ちます。

あなたも、このような便利な思考手段「将棋」を獲得しませんか?

教育計画研究所所長
よか出版代表
重松 孝

 [こんなシゲちゃんです]
子どもの頃、出会いで感動したものは、「将棋」のほかにもう一つあります。それは、「オルゴール」。小学低学年のときに、同級生の女の子のお誕生日会に呼ばれて、
小さな箱の蓋をあけてビックリ。曲が「エリーゼのために」だったことを今でもはっきりおぼえています。