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『SHIENと将棋』(第8回) -「体力が大事」

作成者 admin 最終変更日時 2010年04月08日 16時36分

体力が大事である。

これは、多くの人が知っている。

これに、私はもう一つ加えたい。

「考える体力が大事である!」と。

人間は、余裕がなくなるとつらくなります。

限界ぎりぎりのことは、そうそう何度も続くものではありません。

ストレスもたまり、ミスも出る。

私たちはやっているのに、あの人はやっていない!!と

人間関係やその場の雰囲気も悪くなってきたりします。

組織すべてのメンバーに、限界ぎりぎりのことを続けさせるのは酷なのです。

じゃあ、ぬるま湯でいいのか?

いつまでも、軽くできる範囲でいいのか?というと、

それでは、成長・発展性、いや競争のある社会では、現状維持も難しかったりします。

どうすればいいのかと言えば、個人が成長し、社会も成長するために適したレベルでの余裕と背伸び、どちらも大切だということになると思うのです。

余裕をつけるためには、余裕レベルを向上させていくことも大切だと思います。

ここで、いったん話は、少し変わります。

この前、1月30日、31日に私が体験したオペラについて話をさせてください。

学生時代から合唱をやっていたとはいえ、オペラのソリストなんてやったことありません。

周りが東京芸大卒、武蔵野音大卒など音楽系大学の卒業が大勢いる中で、いい演奏を自分自身しなければならないという気持ちがありました。

歌の基礎は、体力である。

お客様に喜んでもらうのは、高い表現力を発揮することである。

という2点を大切にしました。

ここで体力とは、歌の場合、特に腹筋が大事だと思っていますので、その強化を今まで以上に行いました。

表現についても、自分の中で、演出家の先生の指摘を十分に自分のものにするように吟味して、自分でも納得のいく、表現ができたと思っています。

このオペラ「カルメン公演」は、たいへん高評だったようです。

私自身、ロビーでお客様からとても素晴らしかったとお褒めの声をお聞きすることができました。

やっぱり、基礎体力が大事だ。

今回の体験で、私は強くそう思いました。

話を元に戻しましょう。

余裕レベルを上げるには、耐性レベルを上げることだと思います。

たとえば、会議や打ち合わせで、「もう考えられない」とメンバーが思い出すと、それ以上に進むことは難しくなるでしょう。

たとえば、組織の皆に、自分から目標達成のために工夫できるところは工夫してください!

と言っても、工夫のための思考体力のレベルが低いとなかなか難しいでしょう。

学校では、休み時間の外遊びを奨励しますが、考える遊びを奨励する学校は、あまり見たことがありません。

もちろん、体力は思考のために役立つことはもちろんです。

しかし、考える体力をつければ、考える場面で能力発揮ができるとすれば、考える基礎体力作りは重要だと思いませんか?

考える体力づくりには、どうすればいいのか?

考える習慣を持つことが大事です。

私は、歩きながら考えることが非常に多いのですが、どんな場面でも考えることで疲れたと思うことは、あまりないように感じます。

これも、小学校2年生ではじめた将棋の効果だと感じています。

将棋は、熟達化を体験できるということからも、将棋は、超おすすめです。

考える体力を、個人で、組織で、つけませんか?


※そのうち、詰め将棋や、次の一手問題を取り上げ、皆様にも将棋を体験してもらいたいと思っています。駒の動き方を知らない方は、市販の本で確認するか、拙著「ほんとうは教えたくない将棋の力」の後半部の駒の動き方解説を読んでください。
 「駒の動きは覚えなくていい。駒の文字に書いてある。また、整理して覚えると簡単に覚えられる。」という発想から生まれた覚え方です。 紀伊国屋書店、日本将棋連盟関西本部で、ネット、店頭、どちらでも購入可能です。

教育計画研究所

重松孝

[こんなシゲちゃんです] 母は家事をしながら歌い、父は、風呂の中で歌っていました。そんな家庭環境が歌好きにしたのでしょうか?小学4年生の音楽の時間に、
三宅先生から、ドレミファソラシドを歌わされた後に、「重松君は、ファがきれいね。」とほめられました。とっても、とっても、うれしかった!! 
今でもはっきりおぼえています。