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『SHIENと将棋』(第7回) -「浅田真央とプルシェンコ」

作成者 admin 最終変更日時 2010年03月18日 17時36分

組織は、一体感があるほうが強い。
そう思っていると前回述べた。
一体を意識することで、別部門のために自分を活かそうとする意識が生まれるからである。

しかし、人間は、ほんとうに見えない部門のことまで考え、その相手のために行動できるのか? 理念でなく実際の行動をすることができるのか? ということが問題になる。

頭ではわかっていても、いや、頭でさえわからないということも現実にあると思うのだ。
それならどうすればいいのか?


理論だけでない現実行動促進のためには、それぞれの場の条件、環境等異なるために、これが正解というのは難しいのが現実ではあるだろう。


それでは、その具体的な何かヒントになるものはないか?
そう思った。


将棋をやってきて、特にいいと思うのは考える体力がつくことと、物事を広く、深く、相手側から考えられるということである。
このようになると、日常の中から、大切なものや考えるヒントを見つけ出すことができるようになる。
今回は、そんなお話である。

この冬、多くの感動を与えたものは、2010年バンクーバー冬季オリンピックであろう。
そして、私は、このオリンピックの中に、上記の「ヒント」を見つけたのである。
このオリンピックの中で、私は「支援・SHIEN」意識を見つけたといってもいい。

それは、もちろん、一つではないが、特に感じたのは、浅田真央をプルシェンコが絶賛したことである。

トリプルアクセルを決めての金メダルを目指した真央ちゃん、しかし、結果は銀。
プルシェンコも4回転ジャンプを決めることが金メダル王者には必要だといい続け、4回転に挑んだ。しかし、銀。
よく似た二人である。

二人とも、思いも強いものがある。

そんなプルシェンコが、浅田真央を讃えた。
私は、思った。


自分と同じような思いを強く持ち、挑戦、実行しようとする姿を見たとき、私たちは、ほめたたえ、応援したくなってくるのではないか?
誰かに「支援してあげて!」なんて言われなくても、支援したくなるのではないか?
そこには、思いの共有・共鳴がある。
思いの共有・共鳴が、自発的な支援関係をつくるのではないか?


『思いの共有・共鳴』


私は、浅田真央とプルシェンコを見ながら、その大切さを思った。


教育計画研究所

重松孝

[こんなシゲちゃんです]
将棋を指すと、相手の性格がわかってきます。