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『SHIENと将棋』(第6回) -「この対局では、この対局しか勝てない」

作成者 admin 最終変更日時 2010年03月16日 10時44分

『SHIENと将棋』(第6回)- 「この対局では、この対局しか勝てない」

 私たちは、多くのことをしないといけない環境にあるように思います。

 あれもしないといけない、これもしないといけない。

 多くの人が、もうやってられないよ!と思ってしまいます。

 私自身そうです。

 この感じは、そう、受験生の頃もそうだった。

 なんだか気ばかり焦って、全然前に進めていないように思えて。

 つらいですよね、こういうときは。

 どうしていいのかわからなくなる。


 でも、ふと考えれば、・・・・

  「この対局では、この対局しか勝てない」 と思えてきました。

 焦っても、しかたない。自分のできることをきちっとやるだけ。

 その、「やるべきこと」の本質を見極めて、やるだけ。

 

 

 そう思うと気が楽になってきました。

 考えるために必要な時間は考えるようにしないと、 うまくいかないと思うのです。

 これは、一つの大切なこと。


 でも、ちょっと待って!

 心の中で、問いかけがありました。


 この対局では、この対局しか勝てないけれど、

 組織による大きな対局だと考えた場合、

 C製造部門で問題になる箇所はA製造部門に起因しているってことは、・・・

 ありえるのではないでしょうか?

 もし、そうだとしたら・・・・


 一つのことでも、異なる面を考える要素になります。

 同じ事例で考えられることは一つではないと思うのです。


 この事例においては、 「A部門がC部門に影響する事態は、A部門とC部門の関連する部分において、異なる対局・・・「この対局とあの対局」ではなくて、「この対局と同一のこの対局」ではないでしょうか?

 だとすれば、

 C部門の「この対局」のために、A部門の「この対局」での対処のしかたが重要になってくるのではないでしょうか?

 そもそも、企業を法人と呼ぶことから、想起して、

 (たとえそれが法律技術から発生したとしても、)

 一つの人であると考えれば、いろんな分野がお互いを助け合える場合に、助け合うことは、 非常に重要なことではないでしょうか?

 いろんな駒が、目の前の一局に勝とうとして力を合わせていることを見ていると、そう思えてきませんか?

 自分の動きが周りまで助けられる環境、つまり同一の「この対局」のとき、私たちは、「この対局」で、できる限り勝ちに近づける工夫が求められるのではないでしょうか?

 A部門の人が、関連するC部門の人のことを「この対局」とみることができたとき、 つまり組織として一体感を強く感じたとき、組織は飛躍的に伸びるのではないですか?

 私は、将棋から、このようなことも感じるのです。

  ※ 今回のお話は、将棋のモデルとしての力、違う角度から考える力、問いを持ちながら考える力・・・等、将棋から生まれてくる力を基に成立していると思うのですが、いかがでしょう?

 教育計画研究所

 重松孝

 [こんなシゲちゃんです]
小学4年生のとき、]新設の小学校に移りました。小学校5・6年生がいなかったので、小学4年生から最上級生でした。
この経験が今の自分の大きな部分をつくっていると感じます。いまでは、その学校は廃校になっています。すごくいい学校でした。